6月14日に開幕するサッカーワールドカップ(W杯)を前に、出場全32チームの郷土料理とワインが一堂に会する料理会が20日、都内で開催された。
主催は世界の料理総合情報サイト「e-food.jp」で、2002年日韓大会から4年に1度、サッカーの祭典出場国の料理イベントを開催。今回も、同サイトを運営する各国・郷土料理研究家の青木ゆり子さんらが調理を担当した。
また、ワイン研究家のマイケル藤井さんのセレクトによる24カ国の珍しいワインが集結。サッカーファンや料理愛好家ら参加者50人は多いに満足していた。
■各国の郷土料理(A~D組)
<A組>
ロシア(開催国)=グレチネヴァイ・カーシャ(きのこ入りカーシャ)
サウジアラビア=カブサ(鶏肉&炊き込みご飯、サウジアラビア産スパイスミックスを使用)
エジプト=フール・メダンムス(ソラ豆の煮込み)
ウルグアイ=チョリパン(チョリソのサンドイッチ)
<B組>
ポルトガル=豚とタコのカタプラーナ(ポルトガル南部アルグレーブ地方の鍋料理)
スペイン=パエリア・バレンシアーナ(バレンシア米を使用したうさぎ肉&かたつむりのパエリア)
モロッコ=チキンと塩レモンのタジン
イラン=キャバーブ・トルシュ(カスピ海に面したギーラーン地方のざくろソースに漬けた牛肉ケバブ)
<C組>
フランス=コック・オ・ヴァン(ブルゴーニュ地方の鶏の赤ワイン煮)
オーストラリア=カンガルー肉のバーベキュー
ペルー=アヒ・デ・ガジーナ(ペルー産アヒ・アマリーリョを使った鶏肉の煮込み)
デンマーク=フレスケスタイ(デンマーク・スタイルの豚肉ロースト)
<D組>
アルゼンチン=牛肉のアサード チミチュリソース添え
アイスランド=アイスランド・スタイルのローストラム、バタースコッチソース
クロアチア=ポークフィレ、イストラ半島産・黒トリュフをかけて
ナイジェリア=ペペスープ