【インスブルック(オーストリア)9日】サッカー日本代表がワールドカップ・ロシア大会前、最後の休日を過ごした。国際親善試合スイス戦で0-2と惨敗してから一夜明け、9日はオフ。スイスからインスブルックに戻り、リフレッシュに努めた。
本田圭佑、乾貴士、原口元気、岡崎慎司、槙野智章ら8人は和食店へ。乾が注文したのは店のメニューにはないカツ丼。乾は「サッカーの話やいろいろ。いろいろ、たくさん話した」。
おいしい和食を食べながら約2時間。槙野は「すしと鶏の照り焼き」を平らげたといい、FW岡崎は「おいしかった」と満面の笑みだった。食後は街中を散歩し、老舗カフェでひと息。本田はエスプレッソを飲み干した。乾は「いいリフレッシュになった」と喜んだ。
他の選手はイタリア料理店組と、宿舎休養組に分かれた。MF長谷部誠ら5人はピザを楽しみ、MF香川真司は「ゆっくりするだけ」と言い、完全休養に充てた。DF長友佑都は「モチのロンでトレーニングします」。東口順昭、昌子源、宇佐美貴史、井手口陽介のG大阪ジュニアユース出身組は自転車で宿舎から約1・3キロ離れたメセラー湖へ。汗だくの昌子は「上り坂がキツイ、電動自転車で行けば良かった」と後悔? していた。おのおのが休日を堪能した。【小杉舞】
(2018年6月11日付日刊スポーツ紙面掲載)