おにぎりの好きな具ランキング1位はダントツで「鮭」だった。リサーチ会社のマイボイスコムがおにぎりに関するアンケート調査を10~70代の男女1万563人を対象に実施し、結果を発表した。
同調査はこれまで3回行われており、今回が4回目。「鮭」(65.3%)は、過去2回から連続で1位となった。2位は「辛子明太子」(43.5%)で、前回3位からアップ。3位の「たらこ」(42.0%)は1つ順位を下げた。4位以下は「梅」「昆布」「ツナマヨネーズ」「かつお(おかか)」「炊き込みごはん」「高菜」「焼きおにぎり」の順だった。
「炊き込みごはん」は女性の比率が高く、「ツナマヨネーズ」や「チャーハン」(15位)は若年層、「昆布」「梅」「かつお(おかか)」などは高年齢層での比率が高い傾向が見られた。
地域によって差もあり、北海道では「いくら」「鮭」が他の地域より比率が高く、九州では「高菜」が高かった。一方で「たらこ」「いくら」は四国、九州では比率が低かった。
おにぎりを手作りするか、それとも市販のものを購入するかという質問では、「自宅で作ったものを食べることが多い」は34.6%で、「市販のおにぎりを食べることが多い」は50.2%、「自宅で作ったものと、市販のものが同じぐらい」が12.5%となった。
男性の半数以上が「市販のおにぎりを食べることが多い」と答えたが、40代以上の女性では「自宅で作ったものを食べることが多い」の割合が「市販のおにぎりを食べることが多い」を上回った。
おにぎりを自分で作る人は男性が6割弱で、女性が9割強。おにぎりの作り方は「ラップに包んで握る」が約半数で、「素手で握る」が3割弱だった。10~40代女性は「ラップに包んで握る」が圧倒的に多く、50代以上の女性では約半数が「素手で握る」だった。