昨年は「サバ缶」がブームになり、サバを使った多彩な料理に注目が集まりましたが、好きなサバ料理は「サバの塩焼き」や「サバのみそ煮」など、和食の人気が高いことが、ぐるなびの調査でわかりました。
同調査は20~60代の男女ぐるなび会員3221人(男性1530人、女性1691人)を対象に実施されました。
サバ料理が「好き」「どちらかと言えば好き」と回答した人の割合は、全体の約9割で、性別、年代を問わず人気があることがわかりました。
サバ料理が好きな理由の1位は「味が好き」(61.4%)で、2位は「健康に良い」(49.5%)。サバには血中コレステロールや中性脂肪を減らしたり、脳の働きをよくしたりするDHA(ドコサヘキサエン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)などの栄養素が豊富に含まれていることが知られています。
一方、嫌いな理由は「匂いが嫌い」(39.4%)が最も多く、以下は「小骨がある」(23.8%)「味が嫌い」(20.3%)と続きました。
また、昨年ブームになったサバの缶詰についても「好き」「どちらかと言えば好き」と回答した人の割合は、86.5%と9割弱に。好きな理由の1位は「長期保存・備蓄できる」(52.5%)で、次いで「味が好き」(45.8%)「手に入りやすい」(43.5%)と続きました。
好きなサバ料理で1位に輝いたのは「サバの塩焼き」(65.9%)で、2位は「サバのみそ煮」(59.8%)。以下は「しめサバ」「サバ寿司」「サバの竜田揚げ」「刺身(生)」「サバの干物」と続き、1位から7位までを和食が占め、洋食、中華、エスニック料理を大きく引き離す結果となりました。
なお、和食以外で人気が高かったのは8位の「サバのトマト煮」(5.8%)で、以下は「サバのオリーブ油煮」「サバサンド」「サバカレー」「サバパスタ」などがランクインしました。