皆さんは毎日、みそ汁やヨーグルト、納豆などの発酵食品を食べていますか? 新型コロナウイルス対策の免疫力アップ食材として、これらの発酵食品を取り入れている方も多いと思います。

ご存知のように、免疫力アップの鍵とも言われている腸内フローラ。私たちの腸内には、約100兆個もの腸内細菌がお花畑(フローラ)のように、びっしり張りついています。

菌活(腸活)とは、腸内の善玉菌(乳酸菌)を増やして悪玉菌を減らし、腸内フローラのバランスを整えること。それによって体の免疫機能をさらにアップさせると、より健康な体を維持することができるのです。

プロバイオティクス+プレバイオティクス

善玉菌を増やすためには、“プロバイオティクス”と呼ばれる「発酵食品」を食べるのが一番です。今回のレシピ「菌活☆チャーハン」では、発酵食品の「キムチ・納豆・しょうゆ」を使用しています。

もっと善玉菌を増やすには、“プレバイオティクス”と呼ばれる善玉菌のエサとなる「食物繊維やオリゴ糖」が必要です。今回は、食物繊維が豊富な「ネギ・ニラ」を使用し、プロバイオティクスとプレバイオティクスを一緒に摂れるようにしました。

食物繊維が豊富な玄米

また玄米には、善玉菌のエサになる「食物繊維」が豊富なだけでなく、体調管理に優れた「ビタミンやミネラル」も豊富です。少しクセもありますが、苦手でない選手は玄米チャーハンや、白米に玄米を少し加えて炊いたご飯を使用することもオススメです。ただし、玄米は白米に比べて消化に時間がかかるので、よく噛んで食べるようにしましょうね。

ここまで、休校や部活停止などで外出自粛が続いてきました。「菌活☆チャーハン」では、自宅でトレーニングをするジュニアアスリートの皆さんが少しでも筋量を減らさないために、筋肉の材料となるタンパク質が豊富な「豚肉・卵・納豆」を使ってボリュームアップさせています。

ウイルスに打ち勝つ良い菌を増やして、体の中から元気をたくさん生み出してくださいね。

PLEASE STAY HEALTHY!

元NFLチアリーダー・松崎美奈子

<関連コラム>