<どれもこれもみじん切り(3)>
「だし」とは、夏野菜を刻んで、しょうゆ味に漬けこんでおく山形の郷土料理です。
夏が近づいてくると、山形の家庭の冷蔵庫には「だし」が常備菜として保存されているといいます。それは夏バテをしないための対策であるのだとか。冷たい「だし」をご飯にかければ、食欲がなくても喉ごしよく食べることができるからなのだそうです。
今日はご飯の上にではなく、そうめんの上に「だし」をのせていきましょう。蒸したささみと合わせると、さっぱりとしておいしいですよ。ランチにぴったりです。
がごめ昆布とは、表面に凹凸模様があって、刻むと強い粘りが出る昆布のことです。函館近海で採れるものですが、最近ではお取り寄せもできますし、スーパーでも売られています。
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