「炭水化物よりお肉が大好きですが、体作りのために、ご飯や野菜、フルーツも食べるようになり、さらに仲間に影響されて苦手だったチーズも好きになりました」

先日、あるジュニアアスリートからこんな素敵なメッセージをいただきました。

栄養バランスを整えることは体作りのためだけでなく、疲れにくくなったり、風邪をひきにくくなったりと体調面でも良い変化を感じられると思います。食べ慣れていなかった料理や食材を口にすることで、新たに好きな食べ物が見つかり、食事の楽しみが増えていくこともうれしいですよね。

よく「野菜選びのポイント」について聞かれますが、おすすめは少量で栄養素がギュッと詰まった緑黄色野菜、または季節の野菜です。これらは抗酸化作用が抜群。体調を整え、ハードな練習やトレーニング後の体のケアに役立ったり、強い関節作りをサポートしたり、ケガや風邪の治りを早めてくれたりと、コンディショニングに大活躍してくれます。

以前のコラム「冷蔵庫にある肉+野菜の組み合わせでリカバリー、ご飯がすすむアスリート炒め」でもお伝えしたように、野菜と肉を組み合わせると、一品で栄養バランスが整いやすくなります。

今回紹介するのも野菜と肉のコラボメニュー。ビタミンやミネラルをたっぷり含む赤パプリカ、ピーマン、ニンジンといった緑黄色野菜と、鉄が豊富な牛肉を使った「コンディションアップ☆チャプチェ丼」です。

肉と野菜を炒めた後、春雨と調味料を加えて炒め煮するだけ。春雨は戻さずそのまま使用するので、フライパン1つであっという間に完成します。春雨は炭水化物を含むエネルギー源となり、ボリュームもあるので増量を目的とする選手にもぴったりです。ぜひ、皆さんの日々の体調管理に役立てくださいね。

CHEERS!

元NFLチアリーダー・松崎美奈子