プロ初白星を手にしたロッテ佐々木千隼投手(22)の丼が発売されることが7日、分かった。「佐々木千隼の鳥丼」は唐揚げ2個、鳥ササミの天ぷら4個など、名前の「隼」にちなむ鳥づくしで、先発日は唐揚げが1個増える。
出場1試合の新人が飲食物を発売するのは球団最速。初勝利を挙げた6日の日本ハム戦後、急きょ選手食堂で開発され試食。「プロ初勝利の日につくってもらって、試合後すぐに食べた丼なので自分にとっても忘れられない記念の一品となりそうです」。1軍で次回先発する20日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)で発売開始する。
感激の初勝利から一夜明け、約100通の祝福メールを受けた。登板間隔が空くため登録抹消となったが「次に向けて課題が多く出たので喜んでいる場合じゃない」と引き締めた。次回登板は13日のイースタン・リーグ楽天戦(ロッテ浦和)の見込みで、2軍調整中はけん制などのレベルアップを目指す。
(2017年4月8日付日刊スポーツ紙面掲載)