00年シドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子さん(45)が餅パワーのすすめを説いた。こどもの日の5日、神奈川・日産スタジアムほかで行われた小学生スポーツ祭典「JA全農チビリンピック2017」(日刊スポーツ新聞社ほか主催)に参加した高橋さんは、「勝負飯」として餅を紹介した。

6日が誕生日の高橋尚子さん(中央)はチビリンピックのイベントで誕生日ケーキで祝福される。左からアニマル浜口氏、浜口京子、平野早矢香さん、八木かなえ、三浦大輔氏、大迫傑、宮本慎也氏、北沢豪氏
6日が誕生日の高橋尚子さん(中央)はチビリンピックのイベントで誕生日ケーキで祝福される。左からアニマル浜口氏、浜口京子、平野早矢香さん、八木かなえ、三浦大輔氏、大迫傑、宮本慎也氏、北沢豪氏

 現役時代からレース前日と当日に食べていたという高橋さんは「餅を食べると、戦闘モードに入るんです」。餅はエネルギー源となる糖質が豊富に含まれており、おかずがなくても手軽に食べられるため、試合や練習に必要なエネルギー源を効率よく摂取できる。

 「食べると力になる。しっかり食べてスポーツをしてください」と子供たちと一緒にきねを持って餅つきを楽しみ、できたての焼き餅を食べると「おいしい」と頰を緩ませていた。