横浜F・マリノスのMF斎藤学(27)が、カレーを食べて験担ぎしていることを明かした。
チームは現在、13戦戦負けなしで4戦連続無失点。そんな好調なチームをけん引する主将は25日、横浜市内で練習後に「試合前日の昼にカレーを食べるようになってから調子がいい。前は夜に食べたり、試合前日には食べていなかったり。イチロー選手もカレーを食べ続けていると聞くし、続けてます」と打ち明けた。26日のリーグ戦FC東京戦を翌日に控え、この日も午前練習後にカレー店に出かけた。
一方で個人としては、ここまでリーグ戦無得点が続く。「今までいろんなカレーを試してみたけど、何のカレーがいいかは決まってない。点を決めたら、その時食べたカレーを食べ続けると思う」。
昨季の10得点から、今季は大幅にペースが落ちているだけに、きっかけにしたい思いは強い。現在は首位の鹿島アントラーズと勝ち点5差の5位。“カレーな”ゴールで今季初得点を奪えば、試行錯誤だった斎藤の験担ぎも完成。迷いがなくなった主将が、優勝を争うチームを一段と引っ張るに違いない。
※26日の東京戦は1-0で勝利、5戦連続無失点。順位は2位浮上(首位鹿島との勝ち点差は5)
(2017年8月25日、ニッカンスポーツ・コム掲載)