<あの選手のジュニア時代:サッカー・本田圭佑>
2004年(平16)1月2日、全国高校サッカー選手権2回戦の南宇和戦。星稜の本田は2年ながら10番を背負い、4-1の勝利に貢献した。
3回戦で敗退したが、同3月に17歳でJ1名古屋の特別指定選手となり、同7月24日にナビスコ杯磐田戦の後半32分から途中出場でJデビュー。当時のネルシーニョ監督を「Jで十分通用する」とうならせた。
同11月に名古屋入団を発表した本田は、3年で迎えた全国高校選手権では準決勝で市船橋に敗れたが、前回4強の滝川二戦で2得点1アシストを決めるなど、石川県勢初のベスト4に貢献。U-20日本代表にも招集された。高校時代は筋力強化と食事管理を徹底して体の基礎を築いた。
(2017年8月24日付日刊スポーツ紙面掲載)