<あの選手のジュニア時代:プロ野球(日本ハム)・大谷翔平>

10年7月、全国高校野球選手権岩手大会 花巻東対盛岡中央 6回に登板し無安打投球を披露した花巻東・大谷翔平
10年7月、全国高校野球選手権岩手大会 花巻東対盛岡中央 6回に登板し無安打投球を披露した花巻東・大谷翔平

 10年7月22日、夏の全国高校野球岩手県大会で公式戦初登板した大谷翔平の写真です。0―8で迎えた6回にマウンドに上がり、1回を無安打1四球に抑えました。17日前に16歳になったばかりの1年生でしたが、身長は190センチもあり、すでに140キロ台の速球を投げていました。  高校入学時は186センチ、66キロとやせていましたが、どんぶりで朝3杯、夜7杯のご飯をノルマとし、練習の合間もおにぎりを食べ続けて、1年半後には193センチ、86キロと体重を20キロも増やして強い体をつくりあげました。甲子園には2年夏、3年春に出場。3年夏は出場を逃しましたが、岩手県大会準決勝の一関学院戦で、アマ野球史上最速の160キロを記録しました。

日本ハム対オリックス 8回表オリックス1死三塁、日本ハム大谷翔平はT-岡田(岡田貴弘)を追い込んでほえる=2017年10月4日
日本ハム対オリックス 8回表オリックス1死三塁、日本ハム大谷翔平はT-岡田(岡田貴弘)を追い込んでほえる=2017年10月4日

(2017年10月5日付日刊スポーツ紙面掲載)

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