DeNA梶谷が料理で鉄人になる。日本シリーズ敗退後、1週間の休みの間に手料理に目覚めた。「オフの間は、メッチャ飯を食っていた。1日5食。そのうち2食は自分でつくっていた。スーパーで食材選んで」。スマホでレシピを検索しフライパンを握っていた。得意メニューは「ペペロンチーノ」。その効果もあって、体重は2キロアップした。毎年、体重減に苦しめられているが新境地開拓で、課題を克服する。
今季も92キロでシーズンを迎えたが、日本シリーズでは80キロを切った。開幕前と終了後では体格が別人となるため、スーツも2サイズ持っているほど。これまで、どら焼きやギリシャヨーグルトなどで、試行錯誤を繰り返したが「シーズン終わりから楽しくて」と手料理で栄養を摂取。屈強な体をつくり鉄人となれば、来季は自然と自身初の全試合出場も見えてくる。
(2017年11月14日付日刊スポーツ紙面掲載)