今季からカブスへ移籍したダルビッシュ有投手(31)が14日(日本時間15日)、新天地でキャンプ初日を迎えた。背番号「11」のユニホーム姿でグラウンドに足を踏み入れた姿は、スラリと引き締まり、ランニングの足取りも軽快だった。
というのも、オフ期間、糖質(炭水化物)制限を主体とする「ゲトジェニックダイエット」で減量に成功。昨年キャンプイン当時の体重107キロから5キロ減の102キロまで絞り込んだ。
右ヒジ手術を経験したこともあり、数年前までは筋力増に取り組んだが、同時に脂肪も増加。その脂肪分をカットするため、時間をかけながら負担なく、締まった強い体を作り上げるプランを持っていた。実際、これまでの私服だけでなく、ユニホームもサイズダウン。その効果は上々のようで「全然、しんどくない。去年はランニングでも疲れていた。全然違う感じがします」と、研ぎ澄まされたスリムなボティーに新たな手応えを感じている。2日目の15日(同16日)には、ブルペンで投球練習を行う予定で「減量効果」の快速球が見られそうだ。(メサ=四竈衛)
(2018年2月16日付日刊スポーツ紙面掲載)