鹿島アントラーズがホーム開幕となるガンバ大阪戦を翌日に控えた2日、真っ赤な「応援団」を受け取った。

知り合いのいちご農家からクラブに差し入れられた地元茨城県産「やよいひめ」を手にする鹿島GK曽ケ端(撮影・今村健人)
知り合いのいちご農家からクラブに差し入れられた地元茨城県産「やよいひめ」を手にする鹿島GK曽ケ端(撮影・今村健人)

 GK曽ケ端準の知り合いのイチゴ農家「うさみ園」から、粒が大きく糖度が高いイチゴのやよいひめが、目前の20冠にとどまらず21冠にも届けと21箱も。平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)カーリング女子銅メダルのLS北見のように「もぐもぐタイム」をこなしたFW金崎夢生は「もらった。おいしかったよ」と喜んだ。

練習をする鹿島FW金崎(手前左)(撮影・鈴木正人)
練習をする鹿島FW金崎(手前左)(撮影・鈴木正人)

 エースが得点すれば公式戦は30試合連続で負けなし。始まりは、15年10月31日ナビスコ杯(現ルヴァン杯)のG大阪戦からだった。故郷の三重弁で「『そだねー』は『そうやんねー』かな。ゴールを決めて? そうやんねー」と笑顔で返した。エースのゴールで、ホームでナイッス~な勝ち点3をつかみに行く。

(2018年3月3日付日刊スポーツ紙面掲載)