北海道コンサドーレ札幌MFチャナティップ(24)が1日、納豆パワーで過密日程を乗り切ることを誓った。
先発した前日3月31日のアウェー鹿島戦から一夜明け、札幌・宮の沢へ移動後ランニングで調整した。過去6戦全敗だったカシマスタジアムで引き分け、初の勝ち点ゲットに貢献。試合中に腰を痛めたが「少し痛みはあるけど、大丈夫」と大事に至っていない様子。「みんなでいいプレーしてミシャ(ペトロビッチ監督)のサッカーが完璧にできた」と振り返った。
食事の相棒が力の源だ。今キャンプから「納豆が食べられるようになった」という。チームメートに薦められてチャレンジすると「味は大丈夫」と苦手意識をクリア。「栄養があるから」と1日3食、白飯にかけて食べている。鹿島遠征中も納豆の本場で「(味は)変わらなかった」と堪能。試合前にタンパク質をたっぷり摂取した成果もあり? 何度もチャンスメークした。
鹿島戦から5月20日第15節神戸戦まで、ルヴァン杯を含め中2~3日で15試合が予定されている。「出られれば毎試合出たい」と気合は十分。納豆のように粘り強く戦い抜く。【保坂果那】
(2018年4月2日付日刊スポーツ紙面掲載)