オーガニック野菜を中心としたヘルシーな食生活を送っていることで知られるスーパーモデルのミランダ・カー(35)がこのたび、米健康情報サイト「Well+Good Council」のインタビューで、子どもの食育や食事へのこだわりについて語った。
SNSアプリ「スナップチャット」の創業者エヴァン・スピーゲル氏と昨年5月に再婚し、第2子を妊娠中。今では夫や自身のためだけでなく、前夫オーランド・ブルームとの間の息子フリン君(7)やお腹の中の子どものために、より栄養価が高く、おいしい食生活を心がけているという。
「子どもは健康が冨だということが分かっていない。自分の食べる物がどこから来ているのか息子に知ってもらうのは大切なこと」と、食材のほとんどを地元のファーマーズマーケットで購入。「家で手作りするご飯が一番」と語り、どんなに忙しくてもパッケージに入った出来合いのものを買うことはほとんどないという。
フリン君は「サツマイモを喜んで食べる時もあれば、嫌がる時もある」と幼い子どもならではの悩みもあるが、そんな時はこだわりを捨てて、別の物を見つける余裕も必要だと語っている。
そんなカーが家族の健康のために実践している3つの秘密も明かした。
●健康的なオイルを使う
料理にはココナッツオイルを使う。「多くの人が、料理油の中は健康に良くないもの、加熱に向かないものがあることを知らない」と語り、よりヘルシーで高温の調理にも使用できるココナッツオイルは欠かせない。
●隠し味にスパイス
調味料やスパイスにもこだわりがある。食卓塩は使わず、ヒマラヤピンクソルトか海塩を使用。全ての料理に身体に良いスパイスを隠し味に使っているが、「息子も全然気づかない」と言うほどのおいしさだという。例えば、チキンにはウコンとガーリック、レモン汁をプラス。ボロネーゼにもガーリックやオニオン、カットした新鮮なトマトとともにウコンやリンゴ酢を混ぜる。他にも、チキンを柔らかくして食べやすくするために、アーモンドやココナッツフラワーを衣として使うことも。
●おやつは手作りでヘルシーに
フリン君のためにヘルシーな手作りスナックをいつもたくさん準備している。カット野菜やひよこ豆をペーストした手作りフムスを冷蔵庫に常備。時には、アーモンドバターとハチミツをのせたリンゴをおやつにすることもある。一番のお気に入りは、羊のミルクで作ったヨーグルトにブルーベリーをトッピングして食べること。冷凍庫で凍らせて、フローズンヨーグルトにして楽しむこともあるようだ。
【ロサンゼルス=千歳香奈子通信員】