フィギュアスケート2010年バンクーバー冬季五輪銀メダリストで、昨年4月に現役引退した浅田真央さん(27)が8日、茨城県庁で始まる「浅田真央展」のオープニングセレモニーに出席し、同県の名産、納豆とさつまいもへの愛を語った。

茨城県庁で開催される「浅田真央展」のオープニングセレモニーに出席した浅田真央さん
茨城県庁で開催される「浅田真央展」のオープニングセレモニーに出席した浅田真央さん

 現在浅田さんは自身がプロデュースするアイスショー「浅田真央サンクスツアー」で全国をまわっている最中。今回のショーは1公演につき10曲以上も滑るハードな内容。その出番直前には、力を蓄えるために必ず納豆ごはんを口にするという。「どこに行っても納豆があるか確認しますが、茨城では心配しなくても大丈夫ですね」とうれしそうに話した。ちなみに、納豆ご飯には、温泉たまごとのりをつけることもあるそう。

茨城県庁で行われた「浅田真央展」のオープニングセレモニーでテープカットする浅田真央さん(中央)
茨城県庁で行われた「浅田真央展」のオープニングセレモニーでテープカットする浅田真央さん(中央)

 全国有数の名産を誇るさつまいもも「週3日は食べる」という大好物。いつもは自宅近くで売っている焼き芋を買って食べるそうだが、茨城では干し芋が有名。浅田さんは「帰りに買って帰りたい。いや、買って帰ります!」と言い換えて強い“さつまいも愛”を示し、周囲を和ませた。

 公共施設初となる今回の展示は、茨城県庁舎の25階で8日から17日まで開催され、入場無料。伝説となったソチ五輪フリーに着ていた衣装など約70点の写真と衣装が飾られている。

(2018年6月8日、ニッカンスポーツ・コム掲載)