アスレシピの質問コーナーでも、朝食を食べられないお子さんへの対応に悩みを持つお母さんからの相談をよく受けます。リサーチ会社のマイボイスコムが実施した「朝食」に関するアンケート調査では、若年層で毎朝ご飯を食べる人が少ない傾向にあることが分かりました。
若年層は「少しでも長く寝ていたい」
アンケート調査では、全体の約7割強が「毎日食べている」と回答したものの、世代別では60~70代男女の9割弱が食べているのに対し、10~30代男性と10~20代女性では6割弱と低い結果となりました。さらに10~30代男性では「ほとんど食べない」と回答した人が、他の世代よりも高くなっています。
朝食を食べない時の理由として、全体では「時間がない」「おなかがすかない、食欲がない」「食べる習慣がない」「少しでも長く寝ていたい」が多くあげられています。また「朝ごはんを食べないことはない(常に食べる)」と回答したのは半数以下で、朝食が習慣化されていないことがわかりました。若年層では「少しでも長く寝ていたい」という理由が他の層よりも高い傾向でした。
普段から朝食を食べる人の4割強は10分以内で食べており、少しでも時間があれば朝食を口にしています。
朝食を食べることで体内時計がリセットされ、眠りから活動に向かうリズムが整えられます。子どもの頃から朝食を含む3食をとる習慣が、大人になってからも生きてきます。
参考にしたいコラム
- 改めて考えよう朝食の意義
- 体を大きくしたいジュニアアスリートは「朝ご飯」で差をつける
- [タンパク質の朝食で体内時計をスイッチオン!](https://athleterecipe.com/column/6/articles/2018041 00000332)
- 巨人野上亮磨投手のルーティン、登板日の朝食は納豆で出陣