スポーツをする成長期の子どもを持つ母親の8割が、栄養面でのサポートについて悩んでいることが、ブルボンの調査で分かった。

 この調査は、体育の授業以外で週に1回以上スポーツをしている7~14歳の子どもを持つ母親500人を対象に行われた。子どもたちが行っている運動・部活は、男子が「サッカー」(23%)「水泳」(18%)「野球」(13%)、女子では「水泳」(22%)「ダンス」(11%)「テニス」(9%)がそれぞれトップ3だった。週にスポーツをする時間は平均「7.1時間」で、「10時間以上」という子どもは35%にのぼった。

出典:株式会社ブルボン「スポーツジュニアのママが気にする、子どもたちの栄養摂取事情」
出典:株式会社ブルボン「スポーツジュニアのママが気にする、子どもたちの栄養摂取事情」

 母親たちの90%は、身長や体重といった子どもの体格によって「スポーツにおける活躍度合い」が変わると考えており、「スポーツで活躍するための体づくりにおいて栄養面でのサポートが重要だと思うか?」との問いには95%が「そう思う」と回答。

 しかし、栄養サポートが十分であるという自信が「ある」と答えたのはわずか9%。「少しはあるが十分とはいえない」が55%で、「ない」が36%だった。

出典:株式会社ブルボン「スポーツジュニアのママが気にする、子どもたちの栄養摂取事情」
出典:株式会社ブルボン「スポーツジュニアのママが気にする、子どもたちの栄養摂取事情」

 栄養面でのサポートに悩んでいる母親は81%で、「食事量を増やしても、身体の成長につながらない」(44歳)「肥満にならないようにしつつも、筋肉がつくような食事を考えるのが大変」(40歳)「体重を増やすように言われて食事の質を変えたり量を増やしたりしたが、変化がみられない」(46歳)などの声があがった。