<バランスのよい組み合わせ(11)>

日々のトレーニングの疲れが蓄積すると、免疫力が下がって感染症にかかりやすくなってしまいます。本格的な冬を迎える前から、速やかな疲労回復と免疫力アップを意識した食事を心がけましょう。

主菜&主食・豚キムチア丼

スムーズな疲労回復に必要な栄養素は「炭水化物」「ビタミンB1」「アリシン」です。今回の豚キムチア丼以外でも「ご飯」「豚肉」「タマネギ、ニラ、ニンニク」を組み合わせた食事がおすすめです。

「豚キムチア丼」(エネルギー832kcal、タンパク質52.2g、炭水化物109.8g)
「豚キムチア丼」(エネルギー832kcal、タンパク質52.2g、炭水化物109.8g)

汁物・ワカメと油揚げのみそ汁

食事で温かい汁物を摂ると体が温まり、体の中からウオーミングアップができます。手作りの“みそ汁の素”を用意しておけば、お子さまでも簡単に作ることができます。

「お湯を注ぐだけ!みそまる」(エネルギー115kcal、タンパク質7.7g、炭水化物5.3g)
「お湯を注ぐだけ!みそまる」(エネルギー115kcal、タンパク質7.7g、炭水化物5.3g)

副菜・サトイモとハムのサラダ

炭水化物は、主食からだけでなく副菜からも取り入れましょう。このレシピも「炭水化物」「ビタミンB1」「アリシン」が摂れます。

「サトイモとハムのサラダ」(エネルギー252kcal、タンパク質10.8g、炭水化物32.9g)
「サトイモとハムのサラダ」(エネルギー252kcal、タンパク質10.8g、炭水化物32.9g)

デザート・カボチャ豆乳プリン

カボチャに含まれるビタミンA、C、Eは、相乗効果で免疫力を高めます。実よりも多くのβカロテンを含む皮は、捨てずにきんぴらなどにして食べると良いでしょう。

「カボチャ豆乳プリン」(エネルギー93kcal、タンパク質2.6g、炭水化物18.2g)
「カボチャ豆乳プリン」(エネルギー93kcal、タンパク質2.6g、炭水化物18.2g)

上記の献立に、牛乳200ml、果物(ミカン)中1個を加えた場合、エネルギーは1468kcal、タンパク質は約80g、炭水化物は約185gとなります。

帰宅時のうがい、手洗いも忘れずに、風邪を寄せつけない元気な体を作りましょう。

※体格や練習量、その日のコンディションに応じて、量や品数を調整してください。
※なるべく基本の6品目(主食、主菜、副菜、汁物、乳製品、果物)をそろえましょう。

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レシピの見方・基準