<バランスのよい組み合わせ(19)>
寒さが本格的になり、感染症が流行し始めています。予防接種や正しい手洗い、うがいに加え、食事でも免疫力を高めて元気に冬を過ごしましょう。
■主菜・塩チキンの野菜あん(調理時間:20分)
あんをかけることで料理を冷めにくくするとともに、鶏肉のぱさつきをカバーして食べやすくします。鶏肉は消化が良く、ビタミンAが多いため高強度の運動後の回復に効果的。皮をはがすとエネルギーを約30%カットできます。
■副菜・牡蠣のオイル漬け(調理時間:20分)
免疫力をコントロールする細胞は胸腺で作られますが、亜鉛が不足すると胸腺が萎縮し機能が低下します。牡蠣は亜鉛の含有量が多く、3~4粒で1日の必要量を満たします。
■汁物・サンラータン(調理時間:15分)
疲労回復、食欲増進効果のある酢を使った温かい汁物で、体を芯から温めましょう。シイタケにはβグルカンという、免疫力を高める成分が含まれています。
上記の3品にご飯(250g)、牛乳(200ml)、ミカン中1個(75g)を加えると、エネルギー1253kcal、タンパク質61.3g、炭水化物136.4g、脂質39.3g、カルシウム473mg、鉄4.72mgが摂れます。
※体格や練習量、その日のコンディションに応じて、量や品数を調整してください。
※なるべく基本の6品目(主食、主菜、副菜、汁物、乳製品、果物)をそろえましょう。
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