巨人池田駿投手(26)が20日、川崎市のジャイアンツ球場では今年初となる自主トレを行った。田口、新人の高橋とともに約2時間、体を動かした。

自主トレを行ったジャイアンツ球場で、ウオーミングアップをする、左から巨人ドラフト1位の高橋、池田、田口(撮影・桑原幹久)
自主トレを行ったジャイアンツ球場で、ウオーミングアップをする、左から巨人ドラフト1位の高橋、池田、田口(撮影・桑原幹久)

今オフは巨人田原、日本ハム公文、阪神守屋、尾仲らとともに、年明けから岡山・倉敷市で自主トレを実施。16年まで巨人に在籍し、今季41試合に登板した1歳年上の公文からは、同じリリーフ左腕として助言を受けた。「毎日キャッチボールさせてもらった中で、リリースやフォームについては勉強させてもらいました。調子が悪いときの考え方、対処の仕方も教わりました」。球威向上のために増量にも取り組み、約2週間ほどで77キロから82キロまで増やした。1日5食に加え、間食にサプリメントもとった。タンパク質の1日230グラム摂取も心がけ「周りからも『大きくなったね』と言ってもらえるようになった」とパワーアップを実感している。

今年初めてジャイアンツ球場で自主トレを行い、ウオーミングアップをする巨人池田(左)。右はドラフト1位の高橋
今年初めてジャイアンツ球場で自主トレを行い、ウオーミングアップをする巨人池田(左)。右はドラフト1位の高橋

1年目は33試合に登板したが、2年目の昨季は故障が響き、27試合の登板にとどまった。今季は吉川光、中川、高木、戸根らとともに、リリーフ左腕の競争に食い込むことが期待される。「しっかりと準備をして、ケガなくキャンプを過ごして開幕を迎えたい」と目標の50試合登板へ意気込んだ。

(2019年1月20日、ニッカンスポーツ・コム掲載)