オムライスといえば、老若男女に愛される国民的洋食メニュー。カゴメが実施した調査でも約8割の人が「好き」と回答していますが、その一方で、オムライス調理については3人に1人が「苦手」と答えており、多くの悩みを抱えていることがわかりました。
この調査は20歳から69歳の女性1033人を対象に実施されました。オムライスを「とても好き」(37.8%)「やや好き」(41.0%)と、計78.7%の人が「好き」と回答しています。オムライスを作るシーンは「休日の昼食」「平日の夕食」が多く、また「自分が食べたいとき」や「ごはんが余っているとき」に調理される傾向がわかりました。
しかしオムライスの調理が「とても苦手」(7.3%)「やや苦手」(22.7%)と、苦手意識がある人が30%。チャーハンやパスタなどほかの家庭料理と比べても多い傾向にあることが分かりました。
オムライスは作る人によって「チキンライスを卵で包むタイプ」か、「チキンライスに卵を乗せるタイプ」かが分かれるところですが、6割の人が「卵で包むタイプ」を作りたいと思っているにもかかわらず、実際に作るのは「卵を乗せるタイプ」が6割と多くなっています。
理想は「卵で包むタイプ」なのに、調理が難しくてあきらめている人が多いようです。
オムライスを作るときに苦手や不満を感じるのは「卵が破れてしまう」(40.6%)「卵でチキンライスをうまく包めない」(37.3%)「卵がふわふわにならない」(36.1%)が上位回答。
オムライス作りについて、卵できれいにチキンライスを包める確率は49.68%で、2回に1回は失敗していることがわかりました。
オムライスが「簡単にみえて難しい料理である」と答えた人は全体の71.6%。一方で上手になりたいと思っている人も74.5%いることがわかりました。
また61.8%の人が「オムライスのレシピはみんな似たような味だと思う」と回答しており、オムライスのマンネリ化もうかがえます。
定番洋食メニューであるオムライスですが、実際に家庭で作るとなると意外と難しいと思っている方が多くいることが分かりました。