ケガをした場合は、種類にかかわらず、新しい細胞を作るための材料になる「タンパク質」と「ビタミンC」をしっかり摂りましょう。捻挫した場合は、腱やじん帯を強くするコラーゲンをたっぷり補給しますが、「タンパク質」と「ビタミンC」は体内でコラーゲン合成の材料にもなります。
鶏手羽元とサツマイモのレモン煮
鶏手羽元はタンパク質のほか、その代謝に関与するビタミンB6も多く含み、サツマイモやレンコンはビタミンCが多い食品です。
ジャンバラヤ
鶏もも肉に多く含まれるビタミンKは、捻挫をした時に出血した血液を凝固させ、αトコフェロールは炎症を抑えるのに役立ちます。
小松菜とツナのマヨ炒め(卵不使用)
細胞の構成割合で、タンパク質は水の次に多い成分。このタンパク質の吸収を助けるビタミンB6、ビタミンCも一緒に摂取すると効果的です。骨折した時は、骨を作る材料カルシウムと、その吸収を高めるビタミンDも積極的に摂りましょう。
手羽のショウガ煮
手羽先はコラーゲンを多く含む食材とご存じの方も多いでしょう。このほか、鶏の皮、軟骨、牛すじ、牛テール、豚レバー、豚足、牛、豚、鶏の骨を煮込んだスープ、魚の皮、ウナギ、エビ、クラゲ、などにも多く含まれています。
エビとアボカドのチャウダー
アボカドは、抗酸化作用が高く、炎症を抑え、ケガ予防や筋肉の回復・修復に良いとされています。ただし、1個分のエネルギー量が、大きめのおにぎり1個分と同じくらいあるため、摂り過ぎには注意です。満腹感が長持ちするので、減量期には摂取量を控えつつも上手に利用するといいですね。
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