子どもが最も多く食べている野菜は「たまねぎ」で、週1回以上食べている野菜は、緑黄色野菜よりも淡色野菜のほうが多いことが、カゴメの調査でわかりました。
この調査は全国の3~12歳の子を持つ母親4382人を対象に実施されました。
野菜の好き嫌いについて「好き・やや好き」と回答した子どもは全体の52.2%と半数以上。しかし野菜好きの子どもでも、74.1%が「嫌いな野菜がある」と回答しています。
野菜好きな子どもが“嫌い”と回答した野菜は、1位が「なす」で、以下は「生しいたけ」「ピーマン」「ねぎ」「しめじ」の順でした。
子どもが週1回以上食べている野菜は、1位が「たまねぎ」。以下は「にんじん」「キャベツ」「じゃがいも」「だいこん」「トマト」「もやし」「ねぎ」「はくさい」「ブロッコリー」と続き、トップ10の中に淡色野菜が6つランクインしています。さらに子どもが週1回以上食べている野菜を比較した結果、緑黄色野菜よりも淡色野菜のほうが多いことがわかりました。
なお、緑黄色野菜と淡色野菜の違いはβカロテンの含有量で分類され、緑黄色野菜とは可食部100gあたりのβカロテン含有量が600μg以上のものを指します。トマトやかぼちゃ、ほうれん草など、切った時に中が赤・黄・緑などのカラフルな色合いをしているのが特徴です。きゅうり、キャベツ、とうもろこしなどは、外見の色から誤解されがちですが、淡色野菜です。