健康や美容のために、ヨーグルトなどの発酵食品を摂って腸内環境を整える「腸活」に取り組む人が増えています。しかし、ヨーグルトを食べて「体調が改善された」などの効果をはっきりと実感している人はわずか2割という調査結果を、ネオマーケティングが発表しました。

20~60代の男女1万240人のうち、腸活をしている人は全体の34.4%。年代別に見ると、最も割合が高かったのは60代で、40代を超えると年代があがるにつれて腸活をしている人が多くなる傾向が見られました。

Q.あなたは食べ物による腸活をしていますか(ネオマーケティング調べ)
Q.あなたは食べ物による腸活をしていますか(ネオマーケティング調べ)

腸活をしている500人に、どんな食べ物で腸活をしているかを尋ねたところ、「ヨーグルト」がトップで、以下は「納豆」「チーズ」「キムチ」「甘酒」と続きました。

Q.あなたはどんな食べ物で腸活をしていますか(ネオマーケティング調べ)
Q.あなたはどんな食べ物で腸活をしていますか(ネオマーケティング調べ)

さらに、腸活をしていない人も合わせた計1000人に、それぞれの食べ物の頻度を尋ねたところ、ヨーグルトは「毎日」食べている人が39.1%と圧倒的に多く、週1回以上の喫食者は合計7割近くにおよんでいました。毎日食べられているものとして次に頻度が高かったのは納豆で、3位はチーズでした。

Q.あなたは以下の食べ物をどのくらいの頻度で食べていますか(ネオマーケティング調べ)
Q.あなたは以下の食べ物をどのくらいの頻度で食べていますか(ネオマーケティング調べ)

ヨーグルトを週1回以上食べる腸活実施者(449人)のうち、ヨーグルトを食べ始めてから「風邪をひかなくなった」「体調が改善された」など、日頃から効果効能を「実感している」と回答したのは全体の20.5%。「どちらかといえば実感している」と合わせると、約7割という結果でした。

Q.ヨーグルトを食べ始めてから、効果効能を実感していますか(ネオマーケティング調べ)
Q.ヨーグルトを食べ始めてから、効果効能を実感していますか(ネオマーケティング調べ)