ヘルシー食材として知られる海藻類の「メカブ」に、食後の血糖値上昇を抑制する効果があるとの研究結果を、海藻メーカーのカネリョウ海藻が発表しました。

今回の研究では、健常な成人女性を対象に、白飯のみを食べた場合と、白飯とメガブを一緒に食べた場合、白飯とキャベツを一緒に食べた場合の血糖値の上昇を比較。食後30分および60分の計測では、メカブ群は、白飯のみ、キャベツ群よりも血糖値上昇を抑える傾向が見られました。

めかぶ摂取による食後血糖値上昇抑制効果(めかぶファースト)の試験結果。(カネリョウ海藻調べ)
めかぶ摂取による食後血糖値上昇抑制効果(めかぶファースト)の試験結果。(カネリョウ海藻調べ)

この結果から同社は、メカブ1食分(40g)を白飯の前に食べるだけで食後の血糖値が抑制されるとして、食事の際に先に食べる「メカブファースト」を提唱しました。