トングウに「黄金のトング」プレゼントで、鬼に金棒!? オリックスのドラフト2位頓宮裕真内野手(22)に、全国に高級焼き肉店を展開する「叙々苑」から金色に光り輝く「トング」が贈られたことが26日、分かった。
手元には「44頓宮」と記され、先には野球ボールが描かれた特別仕様。本人は「びっくりしました。ありがたいです」と、世界で唯一の頓宮トングを復調への起爆剤にする。
叙々苑総務部の若村文昭部長が亜大・生田勉監督と親交があり、その縁で頓宮も亜大時代から叙々苑に足を運んでいた。東京ドームで行われた22日ソフトバンク戦の前日にもチームメートと都内の店舗で食事。若村部長は「大学時代から節目の時などによくご利用いただいているとのことでしたので、今後の活躍に期待を込めて作らせていただきました」と説明した。
パンチパーマで入寮し、話題をさらった。グラウンドでも18日の日本ハム戦でプロ1号、翌19日楽天戦では2戦連発と存在感を示し続けてきた。だが、20日から出場4試合、通算8打席無安打、挑戦している三塁守備でも苦戦を強いられている。26日は大阪市内の球団施設で指名練習に参加。バットを振り込んだ。「感じは悪くない。大丈夫です!」。黄金のトングを得て、1軍での立ち位置を守ってみせる。
(2019年4月27日、ニッカンスポーツ・コム掲載)