<JA全農チビリンピック2019>◇5日◇神奈川・日産スタジアムほか

大相撲の元貴乃花親方(元横綱)の貴乃花光司さん(46)が、多くの子どもたちと触れ合い笑顔を弾けさせた。開会式では聖火リレーの第2走者を務め、その後、会場内で行われていたボッチャの体験会に参加。競技には苦戦していた様子だったが「これ、面白いね」と体験者と会話を交わすなどリラックスムードだった。

もちつき大会でポーズを決める、左から里崎智也さん、高橋尚子さん、石川佳純、元貴乃花親方の花田光司さん(撮影・横山健太)
もちつき大会でポーズを決める、左から里崎智也さん、高橋尚子さん、石川佳純、元貴乃花親方の花田光司さん(撮影・横山健太)

大声選手権にはアニマル浜口と浜口京子さん親子、八木かなえと登場。他3人が思い思いにマイクに向かって叫ぶ中、当初は参加予定ではなかったが、アニマル浜口にうながされて急きょ参加。「八木かなえ選手は(20年東京五輪で)金メダルをとるぞー」と絶叫して会場を沸かせた。

現役時代からなじみのある餅つきでは余裕の表情。司会者から勝負メシを聞かれると「野菜、果物、煮物。消化にいい物をたくさん食べます。スタミナを温存させるために」と現役時代に培った知恵を子どもたちに披露した。大勢の子どもたちへ「やりたいことをやる。それが一番いいことだと思います」とエールを送った。

(2019年5月5日、ニッカンスポーツ・コム掲載)