サケは朝食の定番としてだけでなく、夕食のメインにもなる食材。しかも、ダイエット効果が期待できる成分が含まれていることをご存知でしょうか? ダイエット食品等を販売するサニーヘルスが調査レポートを発表しました。
サケにはオメガ3脂肪酸のEPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)が含まれています。これらは血中コレステロールや中性脂肪を減らしたり、脳の働きをよくしたりする栄養素として知られていますが、特にEPAは食欲の抑制や血糖値を低下させる作用のある「GLP-1」というホルモンの分泌を促す働きがあると言われています。言わば「やせホルモン」で、このホルモン分泌の多い人はやせやすく、少ない人は太りやすいと考えられています。
また、サケに含まれるアスタキサンチンという成分は、強い抗酸化作用を持っています。その力はβカロテンの約40倍、ビタミンEの約1000倍もあり、活性酸素の発生を抑えて除去してくれるため、生活習慣病のケアに役立ち、肥満に対しても有効だと考えられています。
脂質の酸化を抑制する働きがあり、脂質代謝アップや、運動中の脂質利用を高める効果があるという研究もあり、アスタキサンチンを摂取して運動することで、より脂肪燃焼効率を高めることが期待できそうです。
夏に向けてダイエットを考えている人は、サケを食べるといいかも?