1日に必要な水分摂取量をご存知ですか? アスリートではなくとも、適切な量の水分補給は健康のために重要ですが、オフィスで働く人の多くが「水不足」であることが、サントリー食品インターナショナルの調査でわかりました。
1日に必要な飲料での水分量は、体格や活動量、気候などによって異なりますが、目安は2リットルとされています。しかし今回の調査対象となった20~69歳のオフィスで働く男女1600人のうち、1日に必要だと思う水分量を2リットル以上と答えた人は約4割。約6割は「1.8リットル以下」と回答しており、摂取基準とギャップがあることがわかりました。
アルコールを除き、水やコーヒーなどの飲料を1日に「2リットル以上」摂取していると答えたのは約6割で、約4割の人は「2リットル未満」と回答しています。また、飲料摂取量の内訳を見ると、約9割の人が「水」の摂取量を「1リットル以下」と回答。1日に摂取することが望ましい「飲料としての水」の目安は1.2リットルで、大多数の人が不足していることがわかりました。
汗をかいていないように感じていても、体内の水分は皮膚表面から蒸発したり、呼吸でも失われます。気温の上がる夏場に向けては、さらに多めに水分を摂取するように心がけましょう。