夏野菜の代表格「ナス」は、水分量が多く、昔から体を冷やす作用があると知られています。皮の色素やアクとなる成分には抗酸化作用があり、活性酸素を減らすという効果が期待できるので、日焼けや目の疲れ、老化防止にも良いとされています。「ナス」を使ったおすすめレシピ5点を紹介します。
カジキとナスのパスタ
パスタというとつい面倒に考えがちですが、実は、時短料理。パスタの国イタリアのお母さんたちは、とても手軽に作っています。このパスタのタンパク質源として使っているカジキは、高タンパク低脂肪でDHAだけでなく、カリウムやビタミンDも豊富です。
ナスと豚肉のみそ炒め
ピリ辛風味でご飯が進むおかずです。ビタミンB1を多く含む豚肉で疲労回復、ナスと同じ夏野菜でビタミンAを多く含むピーマンと一緒に炒めた、夏バテ予防メニューです。
野菜はさみハンバーグ
子どもが好きなハンバーグの材料を野菜にはさむだけで、ボリュームのある料理になります。野菜もたっぷり摂取できるのでビタミン、ミネラルをたくさん摂ることができます。
カポナータ
ナスやズッキーニなどの夏野菜をトマト風味で煮込んだ「カポナータ」は、南イタリアのシチリア島の郷土料理。砂糖とワインビネガーで甘酸っぱく味つけますが、これはその昔、冷蔵庫がない時代に暑い時期にも料理が傷まないように、そして甘酸っぱい味わいで元気がでるように、という工夫がなされているそうです。
焼きナスと高野豆腐の煮浸し
できたてもおいしいですが、冷やすとさらに味が染みておいしくなります。焼きナスにすることで油の摂りすぎを防ぐようにしています。