暑い日が続く夏は冷たいそばや冷やし中華などさっぱりとした料理を食べたくなりますが、出前での人気1位は意外にも「カレー」だという調査結果を出前総研が発表しました。
宅配デリバリーサイト「出前館」の利用者1121人を対象にした調査で、夏の時期に食べたくなる食事は「冷たいもの」「スタミナがつきそうなもの」「のどごしが良いもの」がトップ3。具体的なメニューは、1位「冷たいそば・うどん」、2位「冷やし中華」、3位「カレー」の順でした。
それぞれのメニューについて自炊、外食、出前のうちどこで食べることが多いかを見てみると、「冷たいそば・うどん」は自炊が最も多く、さらに外食も全体でトップですが、出前は自炊の半数程度。「冷やし中華」は外食が最も多いという結果でした。出前で食べることが多いメニュー1位は「カレー」で、外食や自炊に比べて15ポイント以上高い結果に。夏の時期の食事の準備は「キッチンが暑い」などの理由から回答者の約半数が「料理のやる気が下がる」と回答しており、特に調理時間の長いカレーの自炊は敬遠されていることがうかがえます。
また、男女別で見ると、出前でカレーを食べることが多いとの回答は男性が48.7%、女性が43.0%と5ポイントの差でしたが、外食でカレー食べることが多いとの回答は、男性が33.1%だったのに対して女性は22.9%と10ポイント差。外食のシーンでは、カレーを食べるのに女性1人でお店に入りにくいと感じる層が一定数いますが、出前では周りを気にせずに食べられるため、女性の利用が多くなっているようです。