卓球のワールドツアー、ブルガリア・オープン(8月13日~18日)の男子シングルスで、今季ツアー初優勝を飾った張本智和(16=木下グループ)ら日本代表選手の活躍を支えたのは、日本代表オフィシャルスポンサーの全国農業協同組合連合会(JA全農)による食事サポートだった。
全農ブランドのパックご飯、フリーズドライのみそ汁やスープ、国産果物を使用したドライフルーツ、梅干しなどを提供し、大会期間中の選手の食生活を支えた。
女子シングルスでベスト8に入った石川佳純(26=全農)は、「私の力の源はごはんなので、海外でいつもと変わらない食事ができて、とてもありがたいです」、張本も「(このようなサポートは)本当にうれしい。次のチェコオープンも頑張ります」とコメントした。日本卓球協会の宮﨑義仁強化本部長は「日本とは大きく違う環境の中で、アスリートが一番困るのが食事。充実すればいつもの実力を発揮できます」と話していた。
また今大会に協賛した全農は、会場で来場者に向けて、日本産米を使用した冷凍寿司をPRした。
当初の想定を上回る反応があり、今後、現地で冷凍寿司の人気が高まるとの手応えも得た。
全農は、10月のドイツ・オープンでもサポートを予定。日本食レストランとタイアップし、日本代表選手に牛丼やかつ丼などの和食を提供する準備を進めている。