巨人ドラフト1位の青森山田・堀田賢慎投手(18)が巨大化を誓った。21日、他の新人7選手とともに川崎市の寮とジャイアンツ球場を施設見学した。

ジャイアンツ球場の施設見学を終え囲み取材に応じるドラフト1位堀田(撮影・垰建太)
ジャイアンツ球場の施設見学を終え囲み取材に応じるドラフト1位堀田(撮影・垰建太)

仮契約を終え、同期全員が一堂に会するのは初めてで「同期の投手は体がすごく大きいなと感じました」。チーム内で競争するライバルの体格を凝視した。

ジャイアンツ球場の施設見学に訪れグラウンドを背にVの字を作り写真に納まる指名選手たち。左からドラフト5位山瀬、育成1位平間、ドラフト3位菊田、ドラフト1位堀田、ドラフト2位太田、ドラフト4位井上、育成2位加藤、ドラフト6位伊藤(撮影・垰建太)
ジャイアンツ球場の施設見学に訪れグラウンドを背にVの字を作り写真に納まる指名選手たち。左からドラフト5位山瀬、育成1位平間、ドラフト3位菊田、ドラフト1位堀田、ドラフト2位太田、ドラフト4位井上、育成2位加藤、ドラフト6位伊藤(撮影・垰建太)

勝つために食べる。身長185センチ、体重80キロと比較的恵まれたボディーも「まだまだとは思っているので体作りをしっかりしていきたい」と意気込んだ。この日、寮で提供された昼食のメインディッシュは大好物のステーキと苦手とする魚の刺し身。アスリートに必要な栄養バランスを考えられたメニューだけに、好き嫌いよりも完食を優先した。

ジャイアンツ球場の施設見学に訪れブルペンのマウンドでシャドーピッチングする巨人ドラフト1位の堀田(左)(撮影・垰建太)
ジャイアンツ球場の施設見学に訪れブルペンのマウンドでシャドーピッチングする巨人ドラフト1位の堀田(左)(撮影・垰建太)

育ち盛りの18歳は目に飛び込む施設にも胸を高ぶらせた。「トレーニング施設が寮や2軍のグラウンドにも設置されていた」と体作りに関するものに注目した。新生活で体を作り、技術を磨く、鍛錬の場のイメージを膨らませた。食べて、鍛えて、大投手を目指す。【湯本勝大】

(2019年11月21日、ニッカンスポーツ・コム掲載)