2019年の漢字は「令」-。日本漢字能力検定協会は「漢字の日」であるきょう12日、京都市東山区の清水寺で「今年の漢字」を発表しました。
アスレシピは「腸」
2019年にアスレシピで取り上げた多くのテーマの中で、今年を最も表しているとして選んだ漢字は「腸」です。
体内の免疫細胞の約7割が集まるという腸は、アスリートにとって重要な臓器。食物繊維や発酵食品など、腸内環境を整えるための食事などを多く紹介しました。
- 海藻のネバネバ成分は「腸活」のカギ/海藻よもやま話(4)
- 具だくさんみそ汁が腸内環境を整える、プロバイオティクス+プレバイオティクス
- 腸の消化力を高める、壊れたバリアを修復するボーンブロススープ
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貧血、補食、疲労回復
「腸」についで、多く取り上げたテーマは「貧血」「補食」「疲労回復」でした。
●貧血
アスリートは貧血になりやすいと言われています。めまいや立ちくらみなどの症状がなくても、朝起きられない、疲れやすい、集中力がない、手足が冷える、頭が痛いなどの症状はありませんか? これらは、貧血が原因で起こることもあります。
セミナー「アスリートの食事・実践編」でも、ワークショップで「貧血」をテーマに取り上げ、予防のための食事についてグループで話し合いました。
貧血かどうかは通常、血液検査のヘモグロビン値で判断しますが、アスリートは貯蔵鉄を表すフェリチン値にも注目しましょう。
●補食
成長と運動のためのエネルギーや栄養素が必要な成長期のアスリートは、3食だけではまかないきれないため、補食は不可欠です。
アスレシピでコラム執筆中の管理栄養士はもちろん、ママ特派員・サポーターの皆さんからも、おすすめの補食を多数紹介いただきました。
- リカバリーとエネルギー補給、1日のレース本数が多い時のゼリーに頼らない補食選び
- 試合前後で異なる補食のポイントと調理時の衛生管理/カーリング日本代表を支える舞台裏
- その他「補食」に関するコラム&レシピ
●疲労回復
いつでもベストコンディションで練習や試合に臨むためには、日々の疲れを速やかに取ることが大切です。
練習後30分以内の「ゴールデンタイム」には、糖質だけでなくタンパク質も摂るとより回復が早いなど、疲労回復に関する情報を今年も多数紹介しました。
2020年はいよいよオリンピックイヤー。皆さまに役立つ情報を、来年も引き続き発信していきます。【アスレシピ編集部】