日本ハム吉田輝星投手(18)が16日、自主トレ中の千葉・鎌ケ谷で、自らに“食べ過ぎ注意報”を発令した。正月は秋田の実家で過ごす予定だが「(ご飯が)おいしいので、食べ過ぎちゃいます」。注意しなければならないのが増量で「それは…気を付けます!本当に!」と、照れくさそうに頭をかいた。

笑顔で日本ハムの勇翔寮に戻る吉田輝(撮影・中島宙恵)
笑顔で日本ハムの勇翔寮に戻る吉田輝(撮影・中島宙恵)

昨年の苦い思い出が、頭をよぎった。高校の野球部を引退して以降、みるみるとむっちり体形に。「学ランがきつくて…。『ちゃんと練習しているのか』とか、いろいろと言われたので、今年は、しっかりストイックにいきたい」。同じ過ちは繰り返さない。

サインに応じる日本ハム吉田輝(撮影・中島宙恵)
サインに応じる日本ハム吉田輝(撮影・中島宙恵)

炭酸水を愛飲中

プロ1年目を終えて、食への意識は大きく変わった。「トレーナーに、一番太らない飲み物は炭酸水と言われて。シュワシュワの刺激があった方がいい」と2カ月ほど前から「ウィルキンソン」を愛飲中。「食事に行った時は乾杯だけコーラで、その後は炭酸水に替えています」と、気を使っている。

例年、正月には箱根駅伝をテレビ観戦し、ランナーに刺激を受けてランニングに出かけるというのが、お決まりの過ごし方だ。「今は84キロなんですけど、来年までに筋肉でしっかり85~86キロくらいに増やして、キャンプに入りたい」。来季の飛躍を支える肉体改造へ、青写真を描いた。【中島宙恵】

(2019年12月16日、ニッカンスポーツ・コム掲載)