阪神高橋遥人投手が3年目を迎える来季も兵庫・西宮市の選手寮「虎風荘」に残留することを17日、明かした。

キャッチボールする高橋遥(撮影・加藤哉)
キャッチボールする高橋遥(撮影・加藤哉)

大卒2年目までは寮生活を義務づけられていたが、引き続き残ることを自ら志願。「家だったら一食一食、何を食べていいのか分からない。寮だったらごはんがあるし、練習できる環境もある」と理由を説明した。自由な1人暮らしよりも、野球に専念できる環境に身を置くことを選んだ。

キャッチボールする高橋遥はコントロールを確認する(撮影・加藤哉)
キャッチボールする高橋遥はコントロールを確認する(撮影・加藤哉)

常葉学園橘高(現常葉大橘)、亜大時代も含め、寮生活は来季で10年目を迎える。「寮生活は慣れた。部屋をすぐ行き来できるし、相談してくれる人もいる」と、充実した日々を送っている。「そういうのは当たり前じゃないので、感謝しながら過ごしたい」。今季は5月中旬から先発ローテを守ったが、規定投球回には達しなかった。「今年より投げられるように。今の目標は開幕ローテーション」と目標を掲げた。

(2019年12月17日、ニッカンスポーツ・コム掲載)