ノーモア花粉症! 阪神北條史也内野手(25)が、昨年11月から体質改善に努めていることを明かした。
毎年春は花粉症に悩まされ不調スタートを強いられているが、今年は違う。対策として食事では化学調味料を控え、栄養のある食べ物を心掛ける。ビタミン錠剤も毎日服用。「体にいいものをとる。自分でも気を使いながら」。アレルギーの血液検査を受け、自身の体質も把握した。
17、19年の春季キャンプではМVPに選ばれたが、開幕するとブレーキがかかっていた。17年は開幕から13打席無安打で、3、4月の月間打率は2割1分4厘だった。19年も同期間は1割4分3厘。春先の不調克服は北條の喫緊のテーマになっている。「分かっていること。毎年毎年同じような結果ばかり。全試合出られないなと思って、そういうことからやってます」。今季は「遊撃手として全試合出場」を目標に掲げており、その覚悟は本物だ。
この日は大阪市内の大阪国税局でインターネットを利用した確定申告書の作成を体験。タブレット端末やスマホからも確定申告ができることをPRした。花粉症対策で開幕ダッシュを決め、自らの存在感もPRしていく。【只松憲】
(2020年1月21日、ニッカンスポーツ・コム掲載)