節分にその年の恵方を向いて巻き寿司を食べると縁起が良いとされる風習「恵方巻き」。近年では売れ残りが廃棄される食品ロスが問題視されていますが、今年は約5割の人が節分に恵方巻きを食べる予定だということが、インターネットリサーチを手掛けるNEXERの調査でわかりました。
調査対象となった全国の男女1717人のうち、今年の恵方巻きを「食べる」と回答したのは47.4%。そのうち「予約注文した・する」としたのは8.3%でした。食べる予定の人の大半が予約注文しないと回答しており、生産者側が事前に需要を把握できないことが供給過多の原因になっていることがうかがえます。
なお、今年の恵方は「庚(かのえ)」の方向となり、「西南西のやや西」にあたります。360°式では「255°」の方位です。
恵方巻きを食べる予定の人のうち、今年の恵方を「知っている」と答えたのは18.8%。しかし、知っていると回答した人のうち、正解者は74.7%で、大多数の人が今年の恵方を知らないか、誤って認識していることが明らかになりました。