楽天の新人10選手が、久米島キャンプ初のオフとなった5日、リフレッシュを兼ね観光PRを行った。久米島が日本一の生産量を誇る車エビ養殖場では、2人ずつ船に乗ってのカゴ揚げ作業に始まり、大きさの選別から箱詰めまでを行った。
終了後にはドラフト2位黒川史陽内野手(18=智弁和歌山)が「えー、今日はお忙しい中、エビのためにお集まりいただきありがとうございます。カンパーイ!」と音頭をとり、塩焼きにした採れたての車エビをほおばった。高卒新人でただ1人、1軍キャンプに帯同しており「最高においしかった。 久米島でしか味わえない食感。エビを食べて(体力が)回復したと思うので、第2クールでは先輩たちに負けないくらい元気を出していきたい」と食レポも非凡だった。
大卒、社会人組の5人は続いて、泡盛で有名な「久米島の久米仙」本社工場を見学。優勝した際に開封することになっている「勝利のつぼ」に泡盛を注ぎ込み、全員のサインを記して優勝を誓い合った。【野上伸悟】
(2020年2月5日、ニッカンスポーツ・コム掲載)