大根をおろした時のピリッとする辛みのある成分「イソチオシアネート」などの硫黄化合物には、抗酸化作用、抗菌作用、抗炎症作用があることが分かっています。そのほか、消化促進、美肌やアンチエイジング、食中毒予防にも効果があるとされています。旬の大根を使ったおすすめレシピを5点紹介します。
焼きサバ&レンコンのおろしポン酢あえ
イソチオシアネートの効果を十分に得るには、大根おろしにするのが一番。特に、大根の先端部分(白い方)と皮に多く含まれているので、先端部分を皮ごとすりおろすのがおすすめです。
パプリカと大根のもりもりサラダ
大根の千切りはシャキシャキして歯ごたえがよく、量が食べられます。かつお節とすりゴマが、野菜の水分を吸収してくれるのでお弁当にも便利です。白ゴマは、すりゴマの方が栄養を吸収しやすくなります。
ご飯ススムふろふき大根
大根の柔らかさにプチプチした肉みそあんの食感がご飯に合います。大根は、ゆでても生の状態と水分量がほとんど変わらず95%近くあり、水分摂取できる食品の1つです。
みぞれ雑煮
消化酵素アミラーゼを含む大根、糖質をエネルギーに換える働きのビタミンB1のほか、さまざまな栄養素を含むウナギ、アリシンを含む小ネギを合わせてたお雑煮です。
梅としょうゆのとろとろ大根湯
風邪やのどの症状、胃腸の不調に効果のある食養法レシピ。風邪気味だな、疲れているなという方は、簡単なので、ぜひ試してみてください。味付けは「おいしい」と感じる量がちょうど良く、体の声を聞いて調整しましょう。朝食時に飲むと、お腹が温まるので1日のスタートにも最適です。