近年は花粉症発症時期が低年齢化してきています。症状を少しでも軽減できるよう食生活を見直すなど早めの対策が肝心です。腸内環境を整える、粘膜強化、抗酸化力を高めることが免疫力アップにつながります。おすすめのレシピ5点を紹介します。
花粉対策ベジヌードル
野菜をパスタのように見立てたもので、旬の野菜をたっぷり使って春を先取りしたスープ仕立てにしています。症状を緩和し、粘膜を強化する「ビタミンA」、かゆみ対策として活性酸素を取り除く働きを持つ、抗酸化作用のある「ビタミンC」が摂れます。
白身魚のヨーグルトソース
タマネギには、アレルギーを抑制するケルセチンや、切った時に目が痛くなる成分の硫化アリルが含まれています。硫化アリルは、免疫力を整えたり、疲労回復にも効果があります。タマネギと乳酸菌が摂れるヨーグルトを合わせた「タマネギヨーグルト」はさっぱりとした味わいで、白身魚によく合います。
長イモのトロトロ汁
伝統的な酢のにごり酢や、黒酢、バルサミコ酢、香酢などに含まれている酢酸菌は、免疫細胞を刺激して活性化し、免疫バランスを整える効果が期待できると言われています。鼻やのどの粘膜の保護、強化になる長イモと酢酸菌がダブルで摂れ、スープの温度と長イモのとろみで身体も温まる汁物です。
抗酸力たっぷり野菜のチャプチェ
調子が思わしくない時は、いつもよりもβカロテンや食物繊維を豊富に含む野菜を十分にとりましょう。粘膜を強化し、免疫力を底上げするβカロテンが豊富なニラとニンジンに、春雨をプラスしてするすると食べやすくしています。
焼きバナナホットヨーグルト
乳酸菌やビフィズス菌が多く含まれているヨーグルトと、オリゴ糖や食物繊維が含まれるバナナの組み合わせは最強コンビですが、温めることによって食べやすくなり、内臓も冷やさないので、寒い季節にオススメの食べ方です。朝食、補食、夕食後などにもぜひお試しください。