発酵食品のみそは善玉菌が豊富で、腸内環境を整える働きがあります。さらに、みそに多く含まれる褐色色素のメラノイジンには高い抗酸化作用があり、体内に発生した活性酸素と戦って疲労回復を助けてくれます。
秋から冬にかけては、自家製みその仕込みにもおすすめの時期。食事に「みそ」を取り入れて免疫力を高め、ウイルスに負けない体を作りましょう。
豚ももみそチャーシュー
漬けダレにみそを加えるとコク深く。豚もも肉は高タンパク低脂質で、糖質をエネルギーに換えるビタミンB1が多く含まれています。
厚揚げのみそチーズ焼き
みそとチーズの相性バツグン。あと1品欲しいときにもさっと作れます。
小松菜のミルクスープ・みそ風味
煮込む前に具材をバターでさっと炒め、脂溶性ビタミンの吸収率を上げています。
麹甘酒みその豚肉のオーブントースター焼き
麹甘酒とみそを1:1で混ぜ、肉を漬け込んで焼くだけ。朝仕込んでおけば、夕食の準備はラクラクです。
めんつゆで簡単サバのみそ煮
青魚のクセをカバーし、うま味を加えてくれるみそ。めんつゆとみそを同量で合わせた味付けは、「サケのちゃんちゃん焼き」や「カラフルピーマンみそ炒め」にも応用できます。
生シイタケのクリームチーズみそ焼き
生シイタケにはカルシウムの吸収を助けるビタミンDや食物繊維が豊富。ビタミンDは紫外線に当てると増えるので、シイタケは調理前に2~3時間天日干しすると○。
モロッコインゲンとクルミのみそあえ
クルミの脂質には強い抗酸化作用があり、インゲンの脂溶性ビタミンの吸収率を高めます。冬においしくなる青菜類のあえ衣にも。
秋から冬に仕込む人多数「自家製みそ」
アスレシピ特派員から寄せられた「自家製みそ」のレシピを2つご紹介。ともに大豆1kgで仕込むことができるので、気軽に挑戦できます。手作りのおいしさは格別。ぜひチャレンジしてみてください。
●ジッパー付き保存袋で仕込む「自家製みそ」
●大豆の倍量の麹で仕込む「手作り合わせみそ」
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