NBAのウィザーズに所属する八村塁(22)が15日、チーム公式ツイッターでのインタビューに出演。新型コロナウイルス感染拡大の影響が国内外で広がる中、「どれだけハッピーでいられるかが大事。自分で楽しいことを見つけて過ごして欲しい。NBAも(シーズンに)戻ろうとやっている。みんなで乗り越えて行ければ」と話した。

ツイッターでの生配信インタビューに出演するウィザーズの八村(右)(チーム公式アカウントより)
ツイッターでの生配信インタビューに出演するウィザーズの八村(右)(チーム公式アカウントより)

生配信のインタビューは最初の約15分が英語で、その後の約15分は日本語で行われた。ここまでの自身のプレーぶりにいて、「特にボールハンドリングやスペーシングなど、いろんな面で成長したと思う」などと英語で振り返った。

日本語でのインタビューでは、もしオープン戦でウィザーズが日本のBリーグのチームと対戦できるとしたらどことしたいか? と尋ねられ、「すごい質問ですね」と笑みを浮かべた後に、昨季まで2連覇したA東京を挙げた。「日本でも上のチーム。何人か知っている選手もいる。(対戦を)やれたら面白い」。出身地に本拠地を置く富山については、「グラウジーズとも対戦できれば面白そう」と話した。

対戦したいBリーグの選手には、小柄ながら日本で初めて1億円プレーヤーとなった富樫勇樹(千葉)を挙げ、「マッチアップしたら楽しい感じになると思う」と口にした。

ウィザーズ八村塁(19年10月撮影)
ウィザーズ八村塁(19年10月撮影)

NBAで今季対戦して印象に残った選手には、カーメロ・アンソニー(トレイルブレーザーズ)やジェームズ・ハーデン(ロケッツ)を挙げた。

先日参加したNBA選手によるテレビゲーム大会については、「みんなゲームになると試合ぐらい集中というか、本気になる。楽しかった」と振り返った。

好きな日本食はすき焼き。「日本に帰ったら絶対まず最初にすき焼きを食べる」と言い、母親が米国に来たさいにも「ワシントンDCでお母さんがすき焼きを作ってくれた」と明かした。

(2020年4月15日、ニッカンスポーツ・コム掲載)