体が暑さに慣れていない時期は、熱中症になりやすいと言われています。今年は猛暑の予報も出ており、一層の注意が必要です。
初夏の熱中症を防ぐためには、体を暑さに慣らし、発汗による体温調節がスムーズに行われるよう「暑熱順化(しょねつじゅんか)」することが大事。暑熱順化ができていないと汗でナトリウムが多く排出され、だるさや痙攣(けいれん)、意識障害につながる低ナトリウム血症を引き起こすことがあります。暑熱順化ができると汗の質が変わり、皮膚の血流量が増えて体温調節ができるようになります。
水分補給を十分に行いながら、徐々に体を暑さに慣らしていきましょう。
梅シソのスタミナ餃子
蒸し暑い日でも食べやすい梅シソ味。焼くよりも油を使わない蒸し焼きの方がさっぱりといただけます。
トマトとオクラのツナおろしあえ
夏野菜のトマトやオクラは、体の中からのクーリングに役立ち、汗で失われるビタミンやミネラルも補います。大根おろしに含まれる消化酵素で、胃腸にも優しい1品。
ウナギのショウガ酢おにぎり
ショウガは暑熱順化におすすめの食材で、糖質代謝に関わるビタミンB1の吸収を高めます。ウナギとご飯を組み合わせる際にはぜひ一緒に使いましょう。
アジのレモンマリネ
酢やレモンの酸味には食欲増進効果があり、夏バテ予防に役立ちます。
レンジで作るゴロゴロ夏野菜のキーマカレー温玉のせ
電子レンジ調理でカンタン。野菜は角切りにして、歯ごたえを残します。
夏にさっぱりサラダ寿司
蒸し暑いと白いご飯が進まないという人は、サラダ寿司を試してみて。ツナ、ハム、チーズ、卵焼きなどが彩りよく、キュウリの食感がアクセントに。
レバーとブロッコリーのマヨカレーあえ
汗とともに鉄も失われ、疲れやすくなる夏。レバーの臭みは、下処理とカレーの香りで気にならなくなります。