北海道コンサドーレ札幌FW鈴木武蔵(26)らが立ち上げたNPO法人「Hokkaido Dream」が16日、札幌市内の児童養護施設に弁当110個を提供した。地域貢献活動を目的とした団体で、メンバーのGK菅野孝憲(36)が親交のあるオーガニック食材の飲食店の協力で、児童、職員の昼食を配布した。

NPO法人「Hokkaido Dream」を立ち上げた札幌FW鈴木(下段)とGK菅野(上段左)、MF荒野
NPO法人「Hokkaido Dream」を立ち上げた札幌FW鈴木(下段)とGK菅野(上段左)、MF荒野

同じくメンバーのMF荒野拓馬(27)は同団体の活動の1つ、フードロス問題に積極的に取り組んでいる。日課だった昼寝をする時間がないほど、オンラインによる打ち合わせなどで忙しい毎日を過ごしており「充実感がある」と話す。札幌の選手会長として、選手会からの医療従事者へのマスク1万枚提供も取りまとめた。「コロナでも、利他を大事にしてる人たちが前向きな行動ができたり、エネルギーに変えられる」と話した。

(2020年5月16日、ニッカンスポーツ・コム掲載)