J3アスルクラロ沼津は18日、静岡県沼津市社会福祉協議会が行う「ひとり親家庭等生活向上事業」の一環の昼食配布活動に協力した。

この活動は、新型コロナウイルスの影響で学校給食がなくなり、食事を満足に取れない児童・生徒の救済が目的。市内在住のひとり親家庭等の小中学生を対象に、市内の飲食店が調理した「こども弁当」を配布する。

子どもたちへ昼食を配布する、左から沼津GK長沢、MF佐藤、FW渡辺(撮影・古地真隆)
子どもたちへ昼食を配布する、左から沼津GK長沢、MF佐藤、FW渡辺(撮影・古地真隆)

この日が初日で、クラブからGK長沢祐弥(23)、MF佐藤尚輝(23)、FW渡辺りょう(23)の3人が参加。子どもたちへ弁当を手渡した。佐藤は「食事は子どもたちにとって大事。すばらしい支援ですし、少しでも力になれたら」と話した。昼食を受け取った小4男児は「うれしい。早く食べたいです」と喜んだ。

昼食配布は予約制(電話055・922・1501)で、6月2日までの平日に実施。いずれも沼津市内のサンウェルぬまづ、藤井原サロン天の川、千本プラザの3カ所で、毎回合計60食が配られる。沼津の選手は、29日まで毎回2人以上が、サンウェルぬまづで配布活動に加わる。

(2020年5月18日、ニッカンスポーツ・コム掲載)