サッカー日本代表経験を持つベルギー1部ワースランドベベレンMF小林祐希(28)が、ひとり親家庭に無料で弁当を届けるプロジェクトを支援することになった。
東京・六本木でカジュアルイタリアン「Noza Caza(ノザカザ)」を運営するSASAが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で生活が苦しくなったひとり親家庭に対し、メッセージ付きのお弁当を無料で配達するプロジェクト「INGプロジェクト2020~お弁当でシングルマザーの力に~」を立ち上げた。
同プロジェクトは、代表の笹裕輝氏が母子家庭で育った経験から「ひとり親家庭を助けたい」との思いで発足。小林も母子家庭で育ったことから支援に動いた。
小林は自身が代表を務める会社「こもれび」の自社ブランド米を無償提供し、農家から購入した食材も提供する。また、近日中に1日配達員として、実際に弁当を届ける。
小林はSNSを通じて「自分自身も同じ境遇で育った経験から、できる限りのことをさせてもらいます」とコメントした。
(2020年5月20日、ニッカンスポーツ・コム掲載)